2年ほど前に高知県の山間地に移住してきました。たまたま縁あってお借りした家は、3年ほど前から空き家になっていたところ。
やはり山間地というは、高齢化が急速に進んでおり、独居老人も多く、その子どもや孫たちはわりかし都市部に家を構えているため、そこの家を活用することを考えていない人が多いような印象を受けました。
ただ子どものころにその家で育ったから、全く知らない人にはなんとなく貸したくないという思考の人も結構いて、頻繁に帰れる距離で家の換気など管理ができるのであれば、家の劣化も少しは防げるのですが、そうでないことも多々あり、そのまま朽ちて自然に還っていくような家もちらほら見受けられます。以前住んでいた名古屋市では解体工事を安くする方法もたくさんあるらしいのですが。
またそこに最後に住んでいた方が高齢化で家の片付けもまともにできないまま亡くなってしまい、荷物がそのままだから片付けるのも大変だしそのままという家もよく見かけます。そういう現状をなんとか解消するような手だてができれば、空き家放置の現状も変わってくるのかと思います。