安心して空き家の解体工事を行う時には、誰が保有しているかよく確認する方が良いでしょう。保有権がポイントになるケースがしばしばあります。
例えばある物件の持ち主は、Bさんだとします。それで物件の管理をしているのは、Bさんとは限らないのです。全く別のAさんという方が、物件を管理している可能性もあるのです。そしてAさんとしては、ちょっと近所に対する迷惑も心配だったので、空き家解体を検討する事もあり得るのです。
そういう時には、まずBさんの許可を取得しておく必要があります。少なくとも、無断で解体を行うべきではないでしょう。
というのもBさんの許可も無しに勝手に解体を行ってしまいますと、後で面倒なやり取りが発生してしまう事もあります。ですから必ずAさんとBさんは話し合いをして、空き家解体をするべきかどうかを判断するべきなのです。
もちろん本人名義の空き家ならば、何も問題はありません。自分名義の空き家でしたら、自由に解体できるからです。