最近、話題になった空き家の放置問題ですが、私もそこで始めて空き家について考えるようになりました。子供の頃から、学校に行くまでの通学路に空き家があったりして、身近な問題ではあったと思います。しかし、こうしてTVや新聞などで見ることで深く考えるようになりました。まず、なぜ持ち主は壊さないのかということです。「空き家なんて、さっさと解体すればいいのに」くらいに思っていたのですが、よくよく調べてみる解体にはかなりのお金がかかることが分かりました。私の北本市の住宅地の家は二階建ての一軒家でごくごく普通の大きさなのですが、解体するには100万近くかかるようです。それでは解体するのに二の足を踏んでしまう人も多いと思いました。さらに空き家の持ち主の問題です。持ち主が分かればいいかもしれませんが、死んでしまったり、その後の相続主がいなかったりすれば、空き家もどうしようもありません。私が思うに持ち家に住んでいる人で、自分が死んだ後のことを考えている人は半分くらいしかいないような気がしています。だから、空き家の放置で問題になってしまうのです。放置して、それが自然に土に還ればいいですが、それには百年くらいはかかりそうだし、古くなった空き家は倒壊の恐れなどもあり、危険です。この空き家問題を解決していくには、一人一人が真剣に考え、取り組んでいかねばならないと私は思います。

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